アクセス解析
想像の世界~アダルト小説ブログ~ 老舗旅館・若旦那の日記 第19話
FC2ブログ

想像の世界~アダルト小説ブログ~

昼下がりの淫ららかなひとときに・・・ 夜の眠れない時のお供としてお読み下さい。
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
佐和子を、私の家に連れて行った。

 「元気だったか?」

 「はい・・・」

 「気にしてたんだ・・ずっと佐和子の事を・・・」

 「ごめんなさい・・・」

 「俺は、佐和子の過去はどうでもいい・・・ずっとそう思ってた・・今でもそうだ。ただ・・・佐和子の俺への気持ちが知りたい!」

 「私・・・諒が好き・・・だから・・・私の過去を知って欲しいの・・・聞いてくれる?」

 「わかった・・・聞く・・」

佐和子は話し始めた。
佐和子の両親は、ホテルを経営していた。ところが、不況のあおりを食らい、多額の借金を背負った。それが、佐和子が20歳の時、大学生だった。その借金を苦に両親は自殺し、全額を佐和子が背負う事になってしまった。大学生の佐和子が背負うには当然、重すぎた。
自殺まで考えたそうだ。その借金を肩代わりする人物が現れた。
不動産を数多く持つ、60歳の男性。その代わりとして、佐和子は内縁の妻になった。佐和子には選択権のないまま、自由の許されない、お手伝い兼夜の相手として生活を余儀なくされた。男性のモノが機能しなくなったら、佐和子は、接待の相手をさせられるようになった。いわば、コールガールのような存在。男性は、佐和子の裸体にかなり気を使い、エステなどの美容には金を惜しまなかった。実際には、佐和子は30歳。22歳と言うのは嘘だった。それほど、若々しい体だったのだ。
佐和子が、旅館に来た理由の一つとして、娘がいる旅館で働く振りをし、そこの来た取引先の男と寝る事だった。つまり、私の妻の親父がその男性だったのだ。

しかも、佐和子が私に近づいた理由は、妻から私を引き離す為もあった。男性はあの旅館を全て自分の物にする為に、まずは私を追い出したのである。

 「ごめんなさい・・許してなんて言えないよね・・・」

佐和子の目から涙がこぼれていた。

 「目的が達成できたから、俺から離れようとしたのか?」

 「違う!諒から離れたのは、本当に好きになったから・・・愛してしまったから・・・」

 「・・・そう言えば・・あの旅館・・・もう終わりだな・・」

 「え?」

 「親父が亡くなっても、あの旅館の事が気になってね・・・調べたんだよ。客は減り、前にいた従業員も辞め、今じゃ、最悪だってな・・・噂で聞いたが、あいつは、料理長と関係を持ち、あいつに狂った料理長は、料理の味が落ちたり他の従業員と確執を持ち、滅茶苦茶だったそうだ・・・」

私は、旅館が気になっていた。見切りを付けたはずなのに、生まれ育った場所。前に付き合っていた女中に探りを入れていたのだ。元妻のあいつが、全権を握ったらどうなるか、察しは付いていたから。

親父の葬式の時に、陽子と会った。

 「私に頼みって何?」

 「これからの旅館の事、教えて欲しいんだ」

 「どうして?もう縁を切ったんでしょ?」

 「陽子に頼むのは筋違いだと思う・・でも、気になるんだ・・旅館のこの先が・・・」

 「・・・若旦那・・・分かったわ・・・何かあったら連絡する・・・一つ条件があるの・・・」

 「何だ?条件って・・」

 「今は言わないわ・・・」

そして、一週間も経たないで、陽子から連絡が来た。
待ち合わせ場所は、昔会っていたラブホテルだった。
スポンサーサイト
[PR]

コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿する
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する
 
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。