アクセス解析
想像の世界~アダルト小説ブログ~ 老舗旅館・若旦那の日記 最終話
FC2ブログ

想像の世界~アダルト小説ブログ~

昼下がりの淫ららかなひとときに・・・ 夜の眠れない時のお供としてお読み下さい。
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
「なんかあったのか?こんなとこまで呼び出して」

 「最悪よ・・・」

陽子は話し始めた。

 「びっくりしたわよ・・料理長に夕食の事聞きに調理室に行ったら・・・女将さんと料理長が、抱き合ってキスしているんですもの・・・思わず、暫く見ちゃったの・・・そしたら、その場で、着物を巻くって、後から・・・きゃあ・・・恥ずかしくて言えない!」

 「そんな事良いから、大事な事だけ教えてくれ」

 「わかったわ・・・それからよ・・料理長の態度が変ったのは・・・安い材料しか仕入れないし、調理もしなくなったわ。お客さんから味が落ちたって苦情来るし・・・それで、みんなで女将さんに言ったら、嫌ならやめても良いわよ!ってさ・・・内情はすぐにガタガタ・・・料理長を慕ってた有望な若いみんなも辞めていくし、女中も辞めたわ・・・残ったのは、私を含めて2人だけよ。新しく入ってきた女中は使い物にならないし・・どんどん、客が減って・・・今では、休日前でも1組いれば良い方よ」

 「佐和子は?」

 「若旦那の方が知っているんじゃないですか?一緒にいるんでしょ?」

 「知ってたのか?」

 「みんな知ってたわよ・・そう言うのって、噂広がるの早いから」

 「佐和子はどうしてる?」

 「本当に知らないの?・・・大旦那が亡くなってからすぐに辞めたわ・・・行き先は知らないけど・・・」

 「そうか・・・また、教えてくれ」

私は、帰ろうとし、立ち上がった。すると、陽子は私の後ろから抱き付いてきた。

 「若旦那・・・条件があるって言ったでしょ・・・抱いて・・・その為にここにしたの」

私は、陽子の手を離そうとした。

 「私にその気はない・・・離しなさい・・」

 「いや!抱いてくれるまで、離さない!!」

 「俺は佐和子以外の女性を抱かない事にしている・・・」

 「若旦那・・・」

 「それに、俺はもう若旦那じゃない・・・」

私は、陽子を置いてホテルを出た。
それから、私は姉さんに電話をし、頼み事をした。

 「俺は佐和子を愛してる・・・佐和子の為にがんばれた・・・だから・・佐和子の事を調べて欲しいんだ・・」

 「・・・諒・・・わかったわ・・・こっちで調べて見るわ・・・わかったら連絡するから、あなたは、気にしないでパークに集中して!」

 「姉さん・・・ありがとう」

私は、佐和子に調べた事を言った。

 「全て知ってたんですか?」

 「ああ・・・数日後、姉さんから連絡を貰って、その時に全てを知った・・・だから・・・ここにきてくれたんだろ?・・佐和子が自由になれたから」

 「全部、諒がしてくれたの?全部、あの人から私を解き放ってくれたの?」

 「俺の力じゃない・・・姉さんに頼んだんだ・・今の俺には姉さんしか頼れる人はいないからな・・・」

 「諒・・・ありがとう・・・諒を騙したのに・・・許してくれるの?・・・」

 「俺は、佐和子を信じてた・・・佐和子を抱いている時、佐和子が俺に力を与えてくれた・・・だから、佐和子がどんな女性でも・・俺には掛替えの無い女性なんだ・・・佐和子・・・」

私は、佐和子を抱きしめた。今まで溜まっていたものが全て全身から抜けて行く感じがした。

 「諒・・・愛してる・・・私をずっと諒のそばに置いて!」

 「佐和子・・・」

お互いの体を抱きしめ、唇が重なり合い、愛情を再確認する。佐和子の香り、佐和子への愛が戻ってきた。何度となく抱きしめた体なのに、新鮮な感じがする。初めて抱きしめるような、瑞々しい感じ。新しい愛が始まる瞬間を感じた。

言葉はいらない。自然の成り行きで、2人とも服を脱ぎ、全裸になり、お互いを愛撫する。心と心が本当に通じ合った瞬間にだけ感じる、最高の喜び・・・。

その喜びが、永遠に続く。2人が繋がり、全身で愛を感じる・・・。
時間にして数十分なのに、長い年月が経ったように、長く2人だけの世界を共有している。
私たちは、パーク内で結婚式を挙げた。
パーク最初の結婚式。お客さんまでが祝福してくれた。

そして・・・・
奇跡・・宇宙を取り巻く全てが、2人の為に、祝福してくれた・・・そんな奇跡が起こる。
2ヵ月後・・・佐和子のお腹の中に、一つの命が宿った。
子供の出来ない佐和子の体に異変が起き、それが奇跡となった。

私と、佐和子は、一生の幸せを掴んだ。

新聞に、○○地所と言う会社の社長が、賄賂で逮捕されたと言う記事が載っていた。
元妻の親父の会社である。その前に、旅館は、潰れて更地になっている。

私の人生を変えてくれた、佐和子と言う女性に感謝したい!


                       完
スポンサーサイト
[PR]

[PR]

コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿する
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する
 
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。