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想像の世界~アダルト小説ブログ~ 家政婦・裕子の日記 中編
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想像の世界~アダルト小説ブログ~

昼下がりの淫ららかなひとときに・・・ 夜の眠れない時のお供としてお読み下さい。
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その人は、あのおじいさんです。

 「あ・・初めまして!今日から家政婦として働かせて頂いています、飯島と申します。どうぞ、よろしくお願いします!」

私は、深々と頭を下げて挨拶しました。

 「今度はいつまで続くかな?」

おじいさんは、そう言うと私の仕事を黙って見ていました。洗濯している時も、部屋に掃除機を掛けている時も、ジッと見ているのです。まるで、陰険な姑みたいでした。
時給1000円!そう思いながら、気にしないで仕事をしました。

はっきり言って、掃除・洗濯なんて午前中で終わります。午後はどうやって時間を潰そうか悩む所です。お昼近くになり、昼食でも作ろうとしました。

 「おじいさん、お昼何が食べたいですか?」

 「なんだっていい」

素っ気無い返事しか帰ってきません。しょうがないから、うどんでも作る事にしました。
おじさんに聞いてもどうせ、素っ気無い返事しかしないだろうと、自分の味付けで作ったのです。私、ダシの効いている関西風のうどんが好きなんです。

 「おじいさん、出来ましたよ!」

おじいさんは、ゆっくりと食卓に来ました。

 「うどんか・・・」

顔色を見ると嫌そうでした。やば・・・関東風がよかったかな?
自分が作った料理って、人がどう思っているか気になって、自分の箸も付けられずに見ていました。おじいさんは、言葉もなく、無言でうどんをすすり、汁を飲んでいました。
おじいさんは、箸をどんぶりの上に置き食べ終えたようです。

 「ご馳走様・・・晩も作ってくれ!」

 「え?でも私、5時までですから、それまでに作ったら冷めますよ・・・」

 「それでいい・・」

おじいさんは、食卓を後にして、自分の部屋に行きました。
とにかく5時までなら言われた事をしなくちゃ・・・ふと、どんぶりを見ると、汁までなくなっていました。

 「全部、飲み干してる・・・やったぁ~~!」

なんか、嬉しくて夕飯もがんばって作る気になりました。冷めても大丈夫なように肉じゃがを作る事にしたのです。後片付けをし、買い物に行く事にしました。

 「おじいさん、私、夕飯の買い物に行ってきますね!」

 「おぉ~~」

買い物カゴを持ち、近くのスーパーに行きました。
おそらく、おじさんは、シャイで人見知りするけど、実は良い人かもしれないって勝手にそう思っていました。
肉じゃがの材料を買い、家に戻りました。
入れ替わりに、おじいさんは散歩に出掛けたのです。朝から、ずっと近くで仕事を見られていたので、出掛けてくれてホッとしました。ようやく休めるって。

久しぶりの仕事で疲れたのか、ついソファの上で転寝してしまいました。起きたのは3時でした。あゅ!いけない~!・・・でも、おじいさんは、まだ散歩から帰ってなく、安心しました。
急いで、ジャガイモを電子レンジで温め、皮を剥き、一口の大きさに切り分けました。
ダシは、鰹節と昆布で醤油・みりんで味付けて、ジャガイモとたまねぎのスライスした物を入れて煮込みました。煮立ったら、フライパンで焼いた肉を入れ、しらたきを入れ、弱火で煮込んだのです。お味噌汁は、ナスがあったので使いました。
1時間ほどで、ジャガイモに味がつき、良い色になっています。味見すると、自分ではバッチシです。

そこへ、散歩からおじいさんが帰って来ました。

 「良い匂いがするな・・・出来たのか?」

 「はい・・・」

 「少し早いが、夕飯にしてくれ」

 「え?でも、まだ4時半ですよ」

 「いいから・・年寄りの夜は短いんだ・・・」

言われたので、仕方なくご飯を盛り、テーブルに出したのです。
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